―東洋医学と鍼を実際に使える様にする講習会です―
からだを東洋医学的に診る自信、鍼をうてる自信、鍼で治せる自信、
そして気の実感がつきます。
知識だけでは治療はできません。知識と実際とを結び付ける作業が必要です。
① 実技その1:講師のモデル治療にあたり、治療前後で腹診・脈診等でからだをしっかり確認し、治療後の変化を確認します。
② 実技その2:講師と共にモデル治療し、治療点(ツボ)の確認や刺法の確認を行います。
③ 実技その3:参加者同士で治療し合います。基本手順に従って、腹診・脈診等を行い、治療します。
④ 講義その1:東洋医学の古典、横田観風師・大浦慈観氏・鈴木斉観の論文など
⑤ 講義その2:古方漢方を学びます。漢方薬を使うためでなく、観念的でない病態のあり方を学びます。
◎ 効くツボを探せますか? → 経絡図を覚えているだけでは使えません。
◎ 鍼をちょうど良い深さに刺せますか? → 刺せばいいというものではありません。
◎ 補法・瀉法 → 実際に補、あるいは瀉となる鍼ができますか?
◎ 患者さんを前にして、治療するイメージができますか? → 基本的な手順を頭に入れておく事が大切。
◎ 東洋医学的な病のイメージが頭に入っていますか? → 西洋医学的なイメージとは違います。
◎ 鍼は効く・鍼で様々にからだが変化するという体験をしましょう。
◎ 正気・邪気 → 言葉だけの理解に終っていませんか?
◎ 脈診 → 脈は様々な状態があり、治療によって変化します。体験しましょう。
◎ 腹診 → 腹は様々な状態があり、治療によって変化します。体験しましょう。
日時:毎月第2日曜14時~17時半
場所:斉観堂鍼灸治療院 講師:いやしの道協会指導員 鈴木斉観
会費:2000円 及び 資料代(500円以内)
持ち物:鍼灸道具(寸6・3番の鍼管付きステンレスディスポ鍼・艾・線香・ライター・消毒器具他)、
油性マーカー、昼食。その他必要に応じて横田観風著『傷寒論真髄』等。
参加資格:鍼灸師、鍼灸学校卒業生・在校生・入学確定者、医師、医学部医学科在校生等
特例により一般の方も認める場合があります。その場合、指鍼(指圧)を使います。
申込:3日前まで。継続参加が望ましいですが、随時参加も認めます。
日時:2020年10月25日㈰
場所:斉観堂鍼灸治療院
定員:6名 参加費:1000円
講師:鈴木斉観
内容:
①モデル治療(2・3人)
参加者は治療前後に脈診・腹診等を行い、変化を確認します。
鍼灸治療の他、希望により指鍼(指圧)治療、気功治療を行います。
電気鍼は使いません。
➁茶話
備考:モデルは参加者から選びます。
昼食持参、マスク着用