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【 雑 想 】 赤 信 号 で も 渡 れ
今は昔。ネパールのポカラで、朝、ラジオ を聴いていると、坂本九の歌が流れて来た。 日航機墜落のニュースであった。ポカラから 首都カトマンズに移って、仏教の保存活動を していたシャンティ・クティにお世話になっ た。スタッフはそこに住んでおらず、勝手を 知った旅人が食費を出し合い、自炊していた。 そこに名古屋でアメリカ西海岸風の軽食店 をやっていた人がいた。チャパティ(小麦粉 に少しの塩を入れ練ってものを平らに拡げ て焼く、最も大衆的なパン)は、現地ではカ レーにつけて食べるが、彼は味噌を塗ったり、 チーズを載せたりするなど、工夫していた。
【雑想】赤信号でも渡れ.pdf
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【 雑 想 】 友 引 ・ 大 安 に お 葬 式 を
大安、仏滅、友引などの六曜と立春、夏至、 秋分、大寒などの二十四節気とは、昔の暦か ら来ていて、似た様なものだと思っている人 が多いようだが、それは違う。 カレンダーに記されているのを見ると、意 味深に感じるかもしれないが、実はこうなっ ている。旧暦の日付で決まってくる。1月・ 7月の1日:先勝、2月・8月の1日:友引、 3月・9月の1日:先負、4月・10 月の1 日:仏滅、5月・11 月の1日:大安、6月・ 12 月の1日:赤口。他は、先勝、友引、先 負、仏滅、大安、赤口の順で巡る。つまり9 月19日は旧暦8月1日で友引だから、 20 日が先負、 21 日が仏滅、・・と来て、 今日 24 日は先勝となる。 つまり六曜は自然との関連はなく、 人為的な決まりごとである。二十四節 気が太陽の運行から決まっていて、極 め
【雑想】友引・大安にお葬式を.pdf
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脱原発には自然エネルギー 一辺倒では失敗する
福島第一原発事故の余波により、浜岡原発 は運転を停止させられた。不幸中の幸だが、 停止中であっても安全というわけではない というのは今回の事故で初めて知ったとこ ろである。これがその廃炉への出発点、そし て日本・世界中での脱原発の出発点となって 初めて、「幸」と言える。 この間、脱原発へ向けて、自然エネルギー 開発への動きが活発化してきた。それは嬉し いが、耕作放棄地などを使ったメガソーラー (大規模太陽光発電所)が中心であるのは不 安を感じる。
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〈都市の文明〉と〈里の文明〉
福島第一原発事故は未だに収束したわけ ではなく、放射能汚染は拡大している。そう した状況にも関わらず、未だに原発推進の考 えを持つ人々がいるのはどうしてだろうか。 今夏は多くの人たちの節電に対する意識が 高く、「クールビズ」が本格的に取り入れら れ、冷房の設定温度も実際に下げられている 様子である。過剰冷房の為に、夏に寒さ対策 をしなければいけなかったこれまでが余り にも異常だった。生活の仕方を変えれば、エ ネルギー消費は大きく減らすことができる。
〈都市の文明〉と〈里の文明〉いもづる.pdf
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平 和 ・ 法 治 主 義 ・ 自 由 の 危 機 の 始 ま り
最近の安倍政権の横暴は見過ごせない。昨年 末に「特定秘密保護法」なるものを成立させ、 今度は集団的自衛権を可能とする憲法解釈変更 を閣議決定してしまった。実質的な内容もさる ことながら、為政者による専制から私たち国民 を守る法治主義・立憲主義がないがしろにされ ていることが更に問題である。
一般の人たちは、法は私たち国民の行動を拘 束するものの様な印象を持っているが、そうし た側面と同時に、為政者の行動を拘束する側面 を持っている。つまり為政者は何らかの法的根 拠に拠らなければ、国民の行動を拘束できない。 それが法治主義である。ところが、
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【 雑 想 】 日 本 は 独 裁 国 家 に 向 か っ て い る
安保法が成立してしまった。成立阻止に向け た運動の盛り上がりにワクワクするものがあっ た。与党内の良心的な政治家の造反によって、 阻止も有り得ると期待したが、思った以上に政 界は劣化していた。 私は現憲法を維持し、その精神に基づく平和 主義を日本は更に発展させていって欲しいとい う立場にいる。しかしそうでない安保政策の立 場は理解できる。英国やフランス、ドイツとい った国々のような、軍隊を持つ安保政策の民主 主義国家が現にあり、それが「普通」と言って もいいからだ。現政権は良い意味で言えば、当 にそうした「普通」の国を目指している
【雑想】日本は独裁国家に向かっている.pdf
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【 雑 想 】 急 死 か ら 納 骨 ま で ( 上 )
1 月 19 日木曜の夜 9 時 50 分頃、眠りか けていると、妻に起こされた、「お父さんが 倒れていて動かない」。寝床のある座敷から トイレへの通路にある 4 段の階段に、逆さ でうつ伏せになって、父は倒れていた。声を かけても反応はない。妻と一緒に抱き上げて、 寝床に横たえた。抱き上げる時、大きく息す る音がしたが、手の脈を診ると棒の様になっ て拍動していない。隣で安眠している母を起 こし、救急車を呼んだ。
【雑想】急死から納骨まで.pdf
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【 雑 想 】 急 死 か ら 納 骨 ま で ( 下 )
告別式は参列者にとっても私にとっても 都合の良い死後 3 日後の日曜に葬儀社のホ ール(雄踏)で行えることになった。事前の 心づもりとしては、近くの雄踏斎場(火葬場) を考えていたが、葬儀社の勧めに従った。 僧侶は葬儀社に紹介して貰った。三日目 (初七日)法要も含めて、お布施は 7万5千 円と決まっていて悩まなくてもいい。当初は、 新家であったので菩提寺はなかったが、近所 で縁あるお寺があったので、頼んでみたが、 日曜は法事があって都合がつかなかった。 しかし縁とは不思議なもので、掛川から来 てくれた僧侶には縁があった。
【雑想】急死から納骨まで2.pdf
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